月曜日に母から電話で急に片目の視界が白っぽくなって
靄がかかったみたいなのだと相談された
 
相談されても、私は医者じゃ無い
色々考えるよりも、すぐに病院に行くように言った
 
母は、腎臓の病気と高血圧で20年近く某大学病院(以下:J病院)に
通院している
 
J病院の眼科にも、少しの期間だが通院していたこともある
 
自宅近所の眼科では、手術とかになると対応出来ないこともありそうだと
思ったので、J病院に直接行ってみたらどうかと提案した
 
翌日、母は私の提案どおりにJ病院の受付に行った
 
しかし以前に通院していても、一定期間が空いた場合には再度
紹介状が無いと受診出来ないと断られたらしい
 
で、自宅まで一旦もどり、近所の眼科で受診
 
結果、重症の眼底出血を起こしていた
 
J病院の医師に電話連絡したうえ、紹介状を書くので
明日にでも受診するようにと言われて、自宅に戻った
 
翌日、J病院の受付開始時間に合わせて再びJ病院へ
 
紹介状を提出したところ、封筒に「眼科宛」と表書きが無いから
紹介した眼科で、何科宛なのか書いてもらってから、
予約センターに予約をしたうえ改めて来院するように言われたらしい
 
なんだソレヽ(`Д´)ノ
 
紹介してくれた眼科に電話で事情を説明したら、そこの先生が
J病院に電話してくれて、ようやく翌日の朝一で予約ができた
 
そこまで電話で報告を受けていた私
 
あまりにもイラっとして、付いて行かなかった自分&病院の対応に
猛烈に腹がたって、翌日は母に付き添うことにした
 
で、翌日も受付で「表書き」について指摘された
 
でも、緊急性が高いので予約センターで了解を得ている旨を
説明すると今度は受付してくれた
 
ほぼ予約時間どおりに診察
そのあと、長時間の検査
 
検査の結果「網膜中心静脈閉塞症」と診断された
かなりの重症
 
目の梗塞
 
心筋梗塞脳梗塞は手術や薬で治療ができるけれど、
目はそのような回復が見込める治療が出来ないので、
視力回復は困難らしい
 
かと言って、なにも治療しないでおくと「血管新生緑内障」と
いう病気に進行し、約4ヶ月程度で失明してしまう恐れも
 
現状出来ること
 
それは、いま以上に悪くならないように、眼底にレーザーを
当てる治療を開始すること
 
通常は、予約なしでレーザーの治療は出来ないらしいけれど
早いほうがとのことで、急遽1回目のレーザー治療を行った
 
かなりの痛みがあるらしく、治療後の母は歩けないほどだった
 
母と手を繋いで歩いたのは、いつぶりだろう
 
今回、母が患ったのは、利き目だった
 
利き目とは逆の片目で、遠近感覚がつかめないため、
まっすぐ歩く事すらままならない状態
 
しかも、片方の目だけで見ているので神経が見えている目に
集中してしまい、眼精疲労も発生しているみたい
 
なので、どうにか改善できる方法は無いものかと、
先生に質問したら
 
「慣れるしか無いです、慣れて下さい、
病気の目は死んでるので回復しませんから」
 
って冷たく一言
 
そりゃ忙しいだろうサ
 
あんなに貧乏ゆすりして
 
先生にとったら、良く見られる症例で
ウンザリしてるのかもしれないよ
 
でも、言い方ってあるでしょ
 
たとえ死に損なってる病気の目でも、
痛みも光も陰影もまだ感じてる
 
頭は正常で考えることもできるし、
心も感じることがある
 
なのに、こんな言い方って馬鹿でしょ
 
母は笑っていたけれど、傍にいた私は心が痛かった
 
ただでさえ、不安で一杯のはずなのに
 
どんなに名医でも、私だったらこんな心がクサレ医者はイヤだ
 
治療も始まってるし、他に良いお医者さんの当ても無いので
「アイツでも仕方無い」と理解するしか無いのかな
 
なんとなく、くやしいヽ(`Д´)ノ
 
この日、治療費の精算は驚きの約5万円(;゚Д゚)!
けっこうお金かかるわね(´д`)
 
で、「炎症止め」って処方された点眼薬
 
母を院内で待たせて、病院近くの調剤薬局に処方箋持って行った
目薬ひとつで、異常に待たされる
 
そうしたら、薬剤師さん困った顔で、
 
この薬局を含め、近隣の薬局にも確認したけれど、
取り扱ってる薬局が無くて、病院から借りようと思ったけど
病院でも使って無いらしくて・・・
 
って、めっちゃ恐縮して説明された
 
イヤガラセかYo!!!
 
取り寄せして送るって言ってくれたけれど、こちらは
きょうから使いたいのだ
 
系列店で在庫のある店は、ウチとは真逆の5つも先の駅らしい
 
背に腹は変えられず、そこまで行ってきた
 
次回は、もっとスタンダードな薬を処方してくれるように言わないと
 
バカヤロォ~(`Δ´)!