柚子が豊作っす

祖母のウチの庭にある柚子の木

 
毎年、収穫するのは私の仕事だけど
去年ってどうしたんだっけか?
 
取った記憶も記録も無いけれど、
きっと取ったんだろうなオイラが
 
だって、他に取るヒトいないし・・・
 
母が元気だったときは、私が脚立に乗って
母が下で受け取ってくれた
 
くだらないコトを話ながら、寒くても
柚子の棘が痛くても楽しかったなー
 
きょう急に、冬至が近いからデイサービスに
たぶん柚子を持っていきたい祖母が、
 
「柚子取らないとならないね」
 
って言いだした
 
まぁ、毎年のコトだから、そろそろ取らないとと思っていたし、
言われなくても取るつもりだったけど
 
これが、母なら
 
「○○に使いたいから、柚子取ってくれる?」
 
って、直球で来てくれた
 
祖母って、何事も遠まわしだから面倒くささMax
 
足の怪我もかなり良くなってるし、脚立にも登れそうだし
きょうは暖かいからやってやるぜ♪
 
ってことで、独りで頑張ろうと思っていたけれど
 
いつもは庭作業なんて手伝ってくれない弟も
私の体調が万全で無かったので、手伝ってくれることになって
ふたりで収穫を開始
 
弟は、柚子なんて興味無いし、初めての収穫だから
思いの他に鋭い柚子の棘たちに早々に鋏を放りだし、
脚立したでの受け取り係りに
 
脚立に乗ってくれてもいいよーって言ってみたら
 
落ちたらどうすんの?
 
って即効で断られた
 
顔だけじゃ無くて高所恐怖症なトコまで
母に似てるのね
 
ってことで、弟と一緒に収穫してみたわけだけど、
こんなトキに限って、めっちゃ豊作で
 
なれない新人とだから、めっちゃ時間かかるし
 
私も膝がまだ完全に良くなったわけでは無いので
きょうは半分弱しか取れなかったー
 
でも、半分でも5㎏くらいはありそうだ
 
敏感肌過ぎて、柚子湯には入れない
 
大好きな牡蠣フライに柚子をギューって絞るのがスキだけど、
母がいないから食べたい気持ちにならない
 
柚子茶も一緒に飲んでくれる相方がいないから、
わざわざ作る気にならない
 
こんなに沢山の収穫があっても、
空しくて寂しい気持ちにしかならなくて
 
柚子の棘に傷ついた両手や両腕を、
労わってくれるヒトもいないので
なによりも心がズキズキ
 
いつかは、この日記を読んでもズキズキしない
日が訪れてくれるのだろうか
 
きょうも、無事に1日過ごせたよ